Hachiの親子雑貨販売とおこちゃまクッキング

Hachiとして、親子雑貨販売と幼児対象の料理教室を営んでおります。日々働き方について模索中

「夫を捨てたい」を読んで起業の理由を振り返る

こんにちは。Hachiのなつです。

 

タイトルの通り「夫を捨てたい」という本を読みました。

いくたはなさんという方が書いた漫画なのですが、

なかなかショッキングなタイトルに、

借りてきた本を見て旦那も多少ショックを受けておりました。(笑)

そして旦那も読んで、「普段頑張ってくれているんだなって改めて思った」

とおっしゃっておりました。

ぜひ旦那様に自分の苦労を分からせたい奥様は読ませてください。

読まないまでも、そっと見える位置に置いておいてください。

 

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こちらの本は簡単にいうと

「旦那が全く家事育児に協力的でなくて、もう家庭から夫だけ出て行ってほしい」

と思った作者様が自分が夫に不満やお願いを伝えたことがなかったと気づき、

お互いが歩み寄っていく。

というお話なのですが、(かなりざっくりですいません)

ワーキングマザーこと働くお母さんにはかなり共感できる箇所も多いのではないかと思います。

 

私が起業したとことを友達に伝えると

「すごいな!!そのモチベーションどこから来るの??」と言っていただけることがあるのですが、

私のモチベーションはひとえに

会社を辞めたい

の一心だったと今は思います。

そんなことを言うと、

「さぞかしブラック企業で働かれていたのですね。」と思うかもしれませんがそんなことはありません。

私が働いていた会社は確かにベンチャー起業でしたが、

かなり融通が利く会社でしたし上司もとっても理解のある人たちでした。

家が遠いため勤務時間は10時〜16時にしてもらい、

上司に「子供が熱でたので休みます」と伝えると、

嫌味や嫌な顔一つなく「大変ですね」と労ってくれる。

そんな環境でした。(まぁ本当のところはわかりませんが)

他の社員さんたちもいい人で

私が早く帰ろうと休もうとそれに関して何も言わない、

恵まれた職場だったと思います。(まぁ本当のところはわかりませんが)

 

じゃあ何が嫌なの??て話ですが、それがもうあげたらきりがないのです。

 

・子供が熱出るたび休んだり早退するのが嫌。その度謝りたおすのが嫌。
・他の社員さんのスケジュールを変えてしまうのが嫌。
・本気で仕事に取り組めないのが嫌。
・飲み会とかは行きたくないけど、家庭が理由で全くいけないのも嫌。(どっちや)
・給料に見合った仕事をしていると思えないのが嫌。でも給料が減るのはもっと嫌。
・忙しすぎる。自分の時間がなさすぎる。
・通勤時間が無駄。勿体無い。その間に家事できるのに。。。

 

とかまぁ色々ありまして、仕事に戻って1年経過したくらいに、

「嫌や〜〜〜〜」が爆発したわけです。

うちは旦那様は簡単に仕事を休めないため基本的に子供が熱を出した際は全て私が休んでいました。すると月に2〜3回休むことになるんですね。

独身の時は「有給って使い切る人存在するの?」って思っていた私ですが、

約10ヶ月で有給はいつの間にか消えました。

 

爆発した翌日「なんとかやめる方法はないか?」

「やめる場合の条件は??」とといくつかリストを作って考えました。

 

・収入は月16~20万ほしい。
・労働時間が現状週に30時間なのでそれ以下にしたい
・通勤時間は短くするかなしにしたい
・理想は週20時間労働で20万円ほしい

 

 

など、そうすると働き方がみえてきました。

まず、収入的にパートは理想収入に届かないので消えました。

あとは転職、もしくは起業です。

 

転職は家から近くて、条件的に合いそうなところが1社見つかったので受けましたが見事に落ちました。

他は条件に合うところすら見つかりません。

となると消去方で起業。

 

そこからはひたすら家でできる仕事で自分でやれそうな仕事を探す日々です。

一回キッチンカーでパンケーキとコーヒーを売る「PACO」という事業をしましたが

キッチンカーが動かなくなってしまいあえなく失敗。

次に始めた中国輸入でなんとか仕事になりました。

 

そんな感じで、最初の起業のキッカケはすごく後ろ向きな理由だったなと思います。

自分の希望をまかなうためには私は時給2500円必要でした。

大学も出ていない私に時給2500円払う企業はまずありません。

となると希望を叶えるためには起業しか選択肢はありませんでした。

 

そして、自分が仕事を辞めたいからと言って家族に迷惑をかけるわけにはいきません。

会社勤めくらいの収入があり、家族に還元できる時間が増えることが仕事をやめるための必須条件でした。

 

起業ってなるとすごくキラキラしたイメージを持たれるかもしれませんが、

キッカケは人それぞれです。

今の環境が苦しい!!という思いも起業の大きなモチベーションになるなと

思ったので長々とブログに書かせていただきました。

ありがとうございました。

 

 

追伸:今日は4歳半の娘ちゃんのリズム参観がありました。

リズム参観は先生がピアノで曲を弾き、それに合わせて子供たちが踊るという行事なのですが、娘ちゃんは緊張しいで、ずっと「嫌や嫌や」といっており、心配しておりました。

そして、案の定しょっぱなから号泣しました。

親としては気が気でなく「頑張れ頑張れ」と心の中で唱え(もしかしたらめちゃくちゃ口にでていたかもしれません)見ていました。泣きながら必死で最後までやる姿を見ていたらこっちもボロボロ泣けてきて。だってもう嗚咽がでるくらい泣いているんです。でもなんとか頑張ってやろうと泣きながらスキップしている姿を見たら涙腺崩壊。感動の涙なのかもらい泣きなのかは自分でもわかりません。

終わったら親子で泣きながら「がんばったね、偉かったね」と抱き合い泣いてました。

周りからみたら少々気持ち悪い光景だったかもしれませんが、こっちも周り見る余裕ないから、許してほしい。いや、周りも自分の子のことで精一杯なのかな。そうであってほしい。